MEN'S CLUB
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MEN'S CLUB | |
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ジャンル | ファッション |
読者対象 | 男性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
出版社 | ハースト婦人画報社 |
刊行期間 | 1954年 - 現在 |
ウェブサイト | http://www.mensclub.jp/ |
『MEN'S CLUB』(メンズクラブ)は、ハースト婦人画報社が発行し、講談社が発売(2015年4月以降)している男性向け月刊ファッション雑誌である。対象は30代~40代の男性で、毎月24日発売。
概要
前身の婦人画報社から1954年に『婦人画報増刊 男の服飾』として創刊され、1963年に『メンズクラブ』と改称された(但し当初から表紙には『男の服飾 MEN'S CLUB』と記載されていた)。
発売日は毎月24日(2011年1月24日発売の2011年3月号以降)であるが、2010年12月(2011年1・2月合併号)までは毎月10日発売であった。「メンクラ」などと略されることもある。
創刊当時から「アイビールック」について大きく取り上げ、一貫しトラディッショナルなスタイルを掲載し続けてきた。2000年代においても、スーツスタイルを中心としたトラディショナルスタイルのコーディネートを中心に取り扱っている。
正式なタイトルが現在のものとなったあとも、別冊版として『男の服飾事典』『男の定番事典(服飾品)』などが発行されている。
2012年以降、美しく年を重ねた中年男性を表す「熟男」(うれだん)というフレーズを誌面に導入している。
2014年現在の編集長は戸賀敬城(とが ひろくに)で、誌面にも高頻度で登場する。
ライバル誌
1980年代までのライバル誌として、1950年創刊の『男子専科』[1]が存在した。とはいえ、あくまでもテーラーで誂える事を前提とした豪華な内容で、ファッションの域に留まらずカルチャーまでをも紹介していた『メンズクラブ』とは大分異なる内容[2]であった。1974年には『チェックメイト』(講談社)が創刊し、若者の二大ファッション誌と呼ばれた。2000年以降では、対象年齢層を同じくするものとして『UOMO』(集英社)、『LEON』(主婦と生活社)、『Safari』(日之出出版)、『OCEANS』(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア)などがある。
歴史
- 1955年 - 婦人画報社より『男の服飾』創刊
- 1956年 - 『男の服飾』第6号で「アイビー・ルック」の特集を組む。これにより「アイビー」が流行語となる。
- 1963年 - 1963年12月号 (No. 34) より誌名を『MEN'S CLUB』と改称し「新創刊」。
- 1999年 - 婦人画報社がアシェット・フィリパッキ・メディアと合併。出版元がアシェット婦人画報社となる。
- 2011年 - 1月より発売日が毎月24日となる。また、7月より出版社の社名がハースト婦人画報社と変更される。
関連人物
脚注
関連文献
- デーヴィッド・マークス『AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?』DU BOOKS ISBN 9784866470054
関連項目
- mc Sister-『MEN'S CLUB』の姉妹雑誌。2002年2月号を持って休刊。雑誌名の『mc』は『MEN'S CLUB』の妹分という意味からつけられた。『MEN'S CLUB』同様、トラッド・テイストのファッションを紹介していた。
- エスクァイア - 2013年から「MEN'S CLUB」内コンテンツ・ブランドとなっており、別冊がこの誌名で発行されることもある。
- ヴァンヂャケット
外部リンク
「MEN'S CLUB」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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