MCA-IIC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 06:08 UTC 版)
「ミツビシクリーンエアシステム」の記事における「MCA-IIC」の解説
1976年、軽自動車規格の改正に伴い、暫定的に471ccの排気量とされたミニカ5やミニキャブ5の2G22エンジン用に開発された形式。MCA-Iをベースにしている点は共通しているものの、登録自動車向けのMCA-IIBと異なり、サーマルリアクターではなく酸化触媒とリードバルブ式二次空気導入装置を追加している事が特徴である。51年規制適合の為、MCA-51と呼ばれる場合もある。ミニカ用としては1977年に550cc化された2G23でこの形式が継続したものの、1978年からはMCA-JETで53年規制をクリアした550ccのG23Bエンジンへと移行したため、生産数はあまり多くない。しかし、比較的規制値の緩い軽商用車向けへの生産は継続され、マツダ・ポーターキャブのOEMエンジンとして1983年まで存続していた。
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