MCA-IIB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 06:08 UTC 版)
「ミツビシクリーンエアシステム」の記事における「MCA-IIB」の解説
サーマルリアクター方式。MCA-Iにエアポンプ式サーマルリアクター、EGRを追加することで、50年規制に適合した。キャブレターにもオートチョーク、燃調制御ソレノイドが追加され、主に暖機運転時間の短縮制御が行われている。EGRはインテークマニホールドの吸気圧力と、水温を検知するサーモバルブにて再循環量の制御が行われる。ディストリビューターには点火時期進角ダイアフラムの他に、遅角ダイヤフラムが追加され、主に再燃焼の最適化のための点火時期制御が行われた。エンジンルーム内の熱害を考慮して、排気温度警告灯をはじめとする複数の温度警告灯が設けられ、ボンネットから熱気を排出するための電動フードファンも設けられた。翌76年には小改良で51年規制にも適合し、MCA-51とも呼ばれるようになった。
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