しまさるすべり (島百日紅)
●わが国の南西諸島から台湾、中国の中部に分布しています。高さは10メートルほどになり、公園や街路樹に利用されます。樹皮は赤褐色ですが、剥離したあとは灰白色です。若い枝には4稜があり、葉は卵状楕円形で先端が尖ります。7月から8月ごろ、枝先の円錐花序に白い花を咲かせます。蒴果は楕円形です。
●ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で、学名は Lagerstroemiasubcostata。英名は Chinese crape myrtle。
シマサルスベリ
(Lagerstroemiasubcostata から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 06:03 UTC 版)
シマサルスベリ(島百日紅[2]、学名: Lagerstroemia subcostata var. subcostata)とは、ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木。沖縄で「島百日紅」(しまひゃくじつこう)ともいう。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lagerstroemia subcostata Koehne var. subcostata シマサルスベリ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 124
- ^ 大川智史・林将之 2016 琉球の樹木. 文一総合出版
- ^ 田畑満大 2023 奄美群島植物目録. 南方新社
- ^ 鹿児島県 2016 改訂・鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物-植物編. (一財)鹿児島県環境技術協会
- ^ 鈴木英治ほか 2022 鹿児島県の維管束植物分布図終-全県版-.鹿児島大学総合研究博物館
- 1 シマサルスベリとは
- 2 シマサルスベリの概要
- 3 形態・生態
- 4 参考文献
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