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ラブベリー

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 20:38 UTC 版)

ラブベリー
LOVE berry
愛称・略称 ラブベ、LB
ジャンル ティーン向けファッション
読者対象 女子小中学生
刊行頻度 月刊→不定期→隔月
発売国 日本
言語 日本語
定価 420円→352円→546円
出版社 徳間書店
編集長 羽田朋美→宇津木有紀
雑誌名コード 19233(2001年 - 2012年)
66056、66057(2016年 - )
刊行期間 2001年12月 - 2012年3月
2016年1月 - 2017年12月
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ラブベリー』(LOVE berry、略称:ラブベLB)は、徳間書店が発行していた小学校高学年から中学生女子を購読対象としたファッション雑誌。2001年12月創刊。2012年3月休刊。その後2016年1月に一旦は復刊するが、2017年12月20日発売のvol.11を最後に新刊が発行されておらず事実上休刊状態にある。

概要

『ラブベリー』という誌名は、創刊に当りいくつかの候補の中から小中学生のモニターによるアンケートを実施し選考されたもので、可愛くなりたい、おしゃれになりたい女の子達のハートに届くようにという意味を込めて決定された[1]

第1期 (創刊から休刊まで)

創刊から長年公式サイトが存在していなかったが、2008年7月1日に開設された。編集長は2011年5月号まで羽田朋美が務め、同年6月号より宇津木有紀が就任した。

マスコットキャラクターとして、イチゴをモチーフにした「ベリーナ」が存在した[2]。ショッピングが大好きで、グリーンのワンピースがお気に入りのラブベリーナ。最近隣のクラスの男子がすごく気になるんだけど、告白する勇気は全然ない…、という設定[3]

終期には少子化の影響で発行部数が減り、東日本大震災の影響による読者離れとの高騰が重なって採算がとれなくなり、アイドルグループ「AKB48」やその姉妹グループのメンバーを表紙や連載記事、専属モデルに起用する戦略でテコ入れしたが、2012年3月発刊の3月号をもって一旦休刊となった。休刊に際し編集担当者は「AKBのファンの方が買ったのかも知れませんが、前田敦子さんや板野さんが表紙になると、震災後かなり落ちていた部数が上がっていました。AKBのお陰で持ちこたえた感じです。 元々、子どもでも買えるよう、500円前後の価格に設定し、付録も付けていたため利益率が悪く、以前から休刊にする、しないという話があった。ローティーン誌の市場において、改めて見直していきたいとの思いから一度ここで区切りをつけた」と回答している[4][5]。最後の撮影シーンはアイドリング!!!(地上波版)番組内でも放送された。その時の収録メンバーはあさひ★ふぅちゃんカレンアスミなおすけ、アヤカ、ふるえり、アイアイかえぴょんなっちゃん、サッキー、リコ

また編集担当者は休刊に際して「(まだ具体的な計画はないが)もう一度ローティーン誌を創刊することは考えている」と述べており、今後の復刊についての含みを残していた[4]

第2期 (復刊と再休刊)

2016年1月、ビューティー&ファッション誌にリニューアルされ、3年9ヶ月ぶりに復刊[6]。タイトルが英語表記『LOVE berry』になり、不定期発売のムック本として刊行。総勢53人のモデルが名を連ねた[6]

2016年5月には復刊第2号が発刊された。vol.1からモデルの入れ替えも行われ、こちらには総勢54人のモデルが登場している[7]

同年8月20日発売の第3弾より隔月で発刊された[8]が1年後の2017年12月、再度休刊し以後は復活していない。

オーディション

2012年休刊時点までの応募資格は、芸能事務所に所属していない身長150cm以上、4月新年度時点小6から中3の女児に限られ、国籍・居住地は問わなかった。本誌の綴じ込みに付録している応募用紙を明記して応募する。

専属モデルオーディションには毎回約4000 - 5000人程が参加している。現役ラブベリーナが面接官として参加することもある。

専属モデルオーディションでは、グランプリ1名・準グランプリ1名・特別賞2名の計4名が受賞し、ラブベリー専属モデル(ラブベリーナ)になれる[注 1]

所属モデル

復刊以降の本誌モデルは、専属モデルのラブモとレギュラーモデルのベリモがいる[9]。 合わせてラブベモデルとして誌面や公式サイトでは紹介されている。休刊前の専属モデルは、ラブベリーナの愛称で親しまれていた。読者オーディションで選出された読者モデルも多く、読者にとっては親近感と憧れの存在で人気を獲得していた。

2016年復刊以降 (ラブベモデル)

※公式サイト登録のラブベモデルのみ記載(2017年12月現在)[10] [8] [11] [9] [12] [13]

専属 (ラブモ)


レギュラー (ベリモ)

過去のモデル

2012年休刊時点のOG (ラブベリーナ)

2006年以前(正確な時期は不明)

2007年卒業

2008年卒業

2009年卒業

2010年卒業

2011年卒業

2012年休刊卒業

男子モデル

脚注

注釈

  1. ^ 第8回オーデションは、グランプリ1名・準グランプリ1名・特別賞3名。第9回は、グランプリ1名、準グランプリ2名、特別賞4名。
  2. ^ 美卯は2008年6月号までラブベリーナとしてモデル活動を続けていたが、同年7月号からは1度もラブベリーに登場していないので卒業か不明。
  3. ^ 珠利亜は2009年頃までラブベリーナとしてモデル活動していたが、卒業時期は不明。
  4. ^ a b c d 2011年10月号で最後に活動。個人ブログで卒業コメントがあったが、本誌にコメントがなかった。

出典

  1. ^ 本誌2002年2月号、50頁。
  2. ^ 「キャラクターネーミング&プレゼント当選者発表」本誌2002年4月号、98頁。
  3. ^ 「読者モデル&モニター募集のお知らせ」本誌2001年12月号、95頁。
  4. ^ a b 創刊から10年、小中学生向けファッション誌「ラブベリー」休刊”. Fashionsnap.com. レコオーランド (2011年12月6日). 2011年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月29日閲覧。
  5. ^ AKBが表紙になったのに… なぜかファッション誌「ラブベリー」休刊”. J-CASTニュース. ジェイ・キャスト (2011年12月6日). 2011年12月7日閲覧。
  6. ^ a b ティーン誌『ラブベリー』が3年9ヶ月ぶり復活 AKBメンバーら53人がモデルに”. ORICON STYLE. oricon ME (2015年12月21日). 2015年12月21日閲覧。
  7. ^ LOVE berry[ラブベリー]公式サイト”. 徳間書店. 2016年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月29日閲覧。
  8. ^ a b “復活『ラブベリー』専属モデルに人気アイドル起用 HKT48なこみく、エビ中りったんら”. ORICON STYLE. (2016年8月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2076923/full/ 2016年8月19日閲覧。 
  9. ^ a b “復活「ラブベリー」専属モデルにHKT48なこみく・エビ中りったんら起用 隔月発行へ<プロフィール&コメント>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2016年8月19日). https://mdpr.jp/news/detail/1606996 2016年9月20日閲覧。 
  10. ^ ラブベモデル一覧 - LOVEberry公式サイト
  11. ^ 向井地美音・なこみく・星野みなみら次世代アイドルたちを迎え人気ティーン誌が復活”. TOKYO POP LINE. 添野企画 (2015年12月21日). 2015年12月21日閲覧。
  12. ^ 小栗有以(14歳、AKB48チーム8)と木村ユリヤがラブベリーモデルに決定!小栗有以は初表紙も!”. ソラトニワ. ノスプロダクター株式会社 (2016年12月16日). 2017年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月4日閲覧。
  13. ^ ““ふわふわ”伊藤小春&平塚日菜「ラブベリー」専属モデルに昇格<プロフィール&コメント>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2017年4月28日). https://mdpr.jp/news/detail/1682267 2017年4月30日閲覧。 
  14. ^ “清水富美加、ラジオドラマ全収録終え成長実感「どんな芝居にも生きてくる」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年6月18日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/06/18/kiji/K20160618012804570.html 2016年6月18日閲覧。 

関連項目

外部リンク


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