Kushiel's Justice
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:39 UTC 版)
「クシエルの遺産」の記事における「Kushiel's Justice」の解説
イムリエルは女王の命に従ってドラスタンの姪のドロレイと結婚する決意をし、シドニーの妹のアレースはドロレイの兄でドラスタンの世継ぎであるタローカンの許嫁となる。アルバは姉妹の息子が相続する母系主義を取るため、イムリエルに息子が生まれればタローカンの世継ぎとなる。イムリエルはアルバ文化を学ぼうとするが、シドニーと愛し合うようになり苦しむ。ドロレイが王都に到着し、イムリエルと婚儀を挙げるが、イムリエルは他の女性を愛していると告白する。 イムリエルはドロレイとアルバに行きクランデリーで暮らし始める。マグウィン・ドーンと呼ばれるアルバの魔術師の女モルウェンに呪いをかけられる。ドロレイは身ごもるが、モルウェンは生まれるはずの息子がアルバを破滅に導く幻視をイムリエルに見せる。マグウィン・ドーンの指導者バーリクが変身した巨大な熊がイムリエルに瀕死の重傷を負わせ、ドロレイを殺してテールダンジュに逃げる。アルバの習慣に従い、イムリエルとアルバの戦士たちはバーリクの頭をドロレイの足元に埋めることを誓い、バーリクを追ってテールダンジュに来る。 一行はフラットランズ(ベルギー、オランダ、ルクセンブルクにあたる)に向かい、バーリクがイェシュト人の巡礼の一行の中にいたことを知る。スカルディアを迂回して船で行くが難破し、数を減らしながらもヴラルランド(ロシアにあたる)に着く。イムリエルは単独で極寒の奥地にバーリクを追い、バーリクは抵抗せず首をはねられる。イムリエルはマズリンと再会し、二人で首を持って帰りの途に着く。アルバではシドニーが待っている。ドロレイの足元にバーリクの首を埋め、イムリエルとシドニーはテールダンジュに向かう。
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