KAME
KAMEとは、IPv6に基づいたプロトコルの処理を行うためのソフトウェアのことである。KAMEプロジェクトによって開発された。
KAMEは、BSD系UNIX上でIPv6ベースのTCP/IPの処理を実現するソフトウェアである。かつて、カリフォルニア大学バークリー校がBSDにTCP/IPソフトを組み込んだことでTCP/IPの普及が促されたように、KAMEはIPv6技術の普及の端緒となること図っている。KAMEはオープンソースソフトウェアとして、世界中に公開・配布されている。
KAMEを開発したKAMEプロジェクトは、WIDEプロジェクトにおける小プロジェクトのひとつとして1998に発足した。慶應義塾大学の村井純を代表として、NEC、東芝、日立などの企業によって構成されていた。2006年3月に、IPv6における基本的仕様の実装がひと段落したことを区切りとして、KAMEプロジェクトは活動を終了している。
参照リンク
Web page of Kame project
Kame
KAMEプロジェクト
- KAMEのページへのリンク