Kマウント用交換レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:19 UTC 版)
「PENTAXの写真レンズ製品一覧」の記事における「Kマウント用交換レンズ」の解説
1975年、バヨネット式マウントであるKマウントを採用した。マウントの口径が42mmから45mmへと拡大されたことによってプラクチカ(M42)マウントでは不可能であった50mmF1.2など明るい大口径レンズの開発が可能となった。またバヨネット式を採用したことでレンズ装着時に定点が固定されたため開放測光や絞り値優先自動露出も容易になった。また始めから基本的な連動機構を備えていたため互換性を保持したままで機能の追加された拡張マウントが後に登場することとなる。大ヒット商品であったPマウント機からのマウント変更の印象が強かったためにあまり知られてはいないが互換性の保持が重視されており、M42レンズを使用できるようアダプターが廉価に用意され、仕様が公開されたユニバーサルマウントでありリコーなど他社のカメラ・レンズにも採用された。また近年に登場した絞り環を廃止したレンズを除けば最新レンズ群であるD FAレンズであっても初代のフィルムKシリーズ機で使用可能、初代Kマウント機のひとつであるアサヒペンタックスKXの絞り直読みも可能な仕様である。また、1975年発売のレンズも、現在の最新機種でアダプターなどを用いず使用することが出来る。ブランドは長年に渡って親しまれてきたタクマーと決別し、新たに『SMCペンタックス』(SMC PENTAX )を冠した。
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