Johann Wenzel Kalliwoda

ピティナ・ピアノ作曲家事典

カリヴォダ

【英】：Kalliwoda, Johann Wenzel (Jan Václav Kalivoda)

[チェコ]  1801～1866

2008年8月 執筆者： 齊藤　紀子

　チェコに生まれた作曲家。ヴァイオリニストでもある｡プラハ音楽院で学んだ後、主にドイツで活動した。ドナウエッシンゲンのフェルステンベルク公の楽団で宮廷楽長を務めた他、独奏ヴァイオリニスト、作曲家としても音楽活動を行っている。また、リストやシューマン夫妻との交流もあった。独奏ピアノのための作品の他には、自身の演奏する楽器、ヴァイオリンのための作品、オペラや交響曲、協奏曲、序曲、室内楽も手がけている。その数は300にのぼる。

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]

ピアノ・ソナタ　変ホ長調／Sonate für klavier Op.176／

変奏曲  [ピアノ独奏曲]

創作主題による変奏曲　ヘ長調／Variationen ûber ein eigenes Thema Op.53／

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

ロンド　イ長調／Rondo Op.11／

ロンド・パッシオナート　ト短調／Rondo passionato Op.49／

スケルツォ／Scherzo Op.141／

ピアノ合奏曲

ソナタ  [ピアノ合奏曲]

大ソナタ／Grosse Sonate Op.135／

種々の作品  [ピアノ合奏曲]

ディベルティスメント　ト長調／Divertissement Op.47／

演奏会用序曲　ヘ短調／Konzertouverture Op.142／

アレグロ／Allegro Op.162／

序奏とロンド／Introduction et rondo Op.168／

大ディベルティスメント　ト長調／Grosses Divertissement Op.203／

室内オーケストラとピアノ

管弦楽とピアノの作品  [室内オーケストラとピアノ]

大ロンド／Grosses Rondo Op.16／