JS11
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/08 01:42 UTC 版)
JS11は、前年のチャンピオンマシンロータス・79と同様、グラウンド・エフェクト構造のマシンだった。ベンチュリの後端をリアタイヤの前で跳ね上げた「スパッツ」と呼ばれる空力処理が特徴だった。 エンジンはF1参戦以来のパートナーだったマトラ (V12) がF1から一時撤退したため、量販型のコスワースDFV (V8) へスイッチした。 JS11は初戦となった1979年の開幕戦アルゼンチンGPと次戦ブラジルGPを、ジャック・ラフィットのドライブで連勝した。 その後、パトリック・デパイユが第5戦スペインGPでJS11の3勝目を記録したが、それ以後勝利を挙げることができなかった。 第7戦のモナコGP後にデパイユがハンググライダーの事故でチームを離脱すると、ジャッキー・イクスが後任としてチームに加わった。イクスは最終戦までの8レースに参戦したが、3ポイントを獲得するに留まった。3勝を挙げる速さを見せたリジェだが、コンストラクターズランキングは3位に終わった。 JS11は、シャシー番号01から04までの4台が作成された。
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