アイアンキング
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『アイアンキング』は、1972年10月8日から1973年4月8日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に、TBS系で放送された宣弘社製作の特撮テレビ番組(全26話)、および作品中に登場する変身ヒーローの名称である。1958年2月から続くTBS・日曜の『タケダアワー』17作目である。
注釈
- ^ 佐々木は石橋が要望したことについては知らず、全話を執筆する予定はなかったが楽しんで書いているうちにひとりで書いてしまったと述べている[11][12]が、石橋は佐々木に直接要望したと述べており[13]、監督の田村正蔵も他の脚本家を参加させないという条件でオファーしたと述べている[14]。
- ^ 劇中で弦太郎が着用しているポンチョのような衣裳は石橋の母が差し入れたもので、石橋が撮影時にも脱がずにいたところ、そのまま衣裳として採用された[10]。
- ^ これらの武器は、演じる石橋正次が得意としていたことから取り入れられた[22]。
- ^ これは演じる石橋正次が人気歌手であったことによるサービス描写であり、第1話を除き選曲は石橋による[5]。石橋自身はこのシーンの必要性に疑問を感じていたという[10]。
- ^ 「小学二年生」などの、アイアンキングを特集した付録小冊子でもこの解説記事が掲載されていた[要文献特定詳細情報]。
- ^ 擬斗を担当した高倉英二は、弦太郎との対比であえてトリッキーなアクションをつけたと述べている[22]。
- ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称を不知火族と記載している[31]。
- ^ 企画書では「変身ロボット」と記述していた[41]。書籍『’70年代特撮ヒーロー全集』では、「巨大サイボーグ」と解説している[4]。
- ^ 劇中未呼称。
- ^ 池谷は、完成デザインについて「ウルトラマンの親戚みたいにしか見えない」と述べている[33]。
- ^ 書籍『シルバー仮面 アイアンキング レッドバロン大全』では、破壊光線とは別の技としている[43]。
- ^ ビデオリサーチ調べ(関東地区)[46][47]
- ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称をゴールドファイヤーと記載している[48]。
出典
- ^ “Amazon.co.jp: アイアンキングを観る | Prime Video”. www.amazon.co.jp. 2022年6月7日閲覧。
- ^ “独自配信サイト「BF STREAM」が1月20日スタート!「他にはない、想い出の名作をもう一度、超高画質で観られる」先ずは無料サンプルを!→https://bestfield.uishare.co/”. ドリームニュース. 2022年6月7日閲覧。
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- ^ a b c d e f g h 玩具 1 2000, p. 55.
- ^ フォトニクル 2015, p. 2.
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- ^ a b 宣弘社フォトニクル 2015, pp. 36–38, 「アイアンキング対談 浜田光夫 石橋正次」
- ^ a b 岩佐陽一 2001, pp. 134–137, 「RESPECT 田村正蔵」
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- ^ 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、99頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。
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- ^ 宣弘社創立80周年記念『宣弘社全仕事完全版 蘇る!伝説の昭和特撮ヒーロー』(コスミック出版、2021年9月10日発行)本作品の特集ページ(p.102)
- ^ 岩佐陽一 2001, p. 105, 「アイアンキング ON AIR LIST」.
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- ^ a b c d 『河北新報』1972年11月26日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1975年3月15日 - 『秋田魁新報』1975年9月6日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 新潟日報 1973年2月テレビ欄。
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- ^ 北國新聞 1973年2月テレビ欄。
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- ^ a b c 岩佐陽一 2001, p. 122, 「アイアンキング VISUAL SOFT CATALOG」
- ^ “BD アイアンキング / ハミング”. 2014年8月9日閲覧。
- ^ “BD アイアンキング / ベストフィールド”. 2022年2月10日閲覧。
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