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アイアンキング

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 06:19 UTC 版)

アイアンキング』は、1972年10月8日から1973年4月8日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に、TBS系で放送された宣弘社製作の特撮テレビ番組(全26話)、および作品中に登場する変身ヒーローの名称である。1958年2月から続くTBS・日曜の『タケダアワー』17作目である。


注釈

  1. ^ 佐々木は石橋が要望したことについては知らず、全話を執筆する予定はなかったが楽しんで書いているうちにひとりで書いてしまったと述べている[11][12]が、石橋は佐々木に直接要望したと述べており[13]、監督の田村正蔵も他の脚本家を参加させないという条件でオファーしたと述べている[14]
  2. ^ 劇中で弦太郎が着用しているポンチョのような衣裳は石橋の母が差し入れたもので、石橋が撮影時にも脱がずにいたところ、そのまま衣裳として採用された[10]
  3. ^ これらの武器は、演じる石橋正次が得意としていたことから取り入れられた[22]
  4. ^ これは演じる石橋正次が人気歌手であったことによるサービス描写であり、第1話を除き選曲は石橋による[5]。石橋自身はこのシーンの必要性に疑問を感じていたという[10]
  5. ^ 「小学二年生」などの、アイアンキングを特集した付録小冊子でもこの解説記事が掲載されていた[要文献特定詳細情報]
  6. ^ 擬斗を担当した高倉英二は、弦太郎との対比であえてトリッキーなアクションをつけたと述べている[22]
  7. ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称を不知火族と記載している[31]
  8. ^ 企画書では「変身ロボット」と記述していた[41]。書籍『’70年代特撮ヒーロー全集』では、「巨大サイボーグ」と解説している[4]
  9. ^ 劇中未呼称。
  10. ^ 池谷は、完成デザインについて「ウルトラマンの親戚みたいにしか見えない」と述べている[33]
  11. ^ 書籍『シルバー仮面 アイアンキング レッドバロン大全』では、破壊光線とは別の技としている[43]
  12. ^ ビデオリサーチ調べ(関東地区)[46][47]
  13. ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称をゴールドファイヤーと記載している[48]

出典

  1. ^ Amazon.co.jp: アイアンキングを観る | Prime Video”. www.amazon.co.jp. 2022年6月7日閲覧。
  2. ^ 独自配信サイト「BF STREAM」が1月20日スタート!「他にはない、想い出の名作をもう一度、超高画質で観られる」先ずは無料サンプルを!→https://bestfield.uishare.co/”. ドリームニュース. 2022年6月7日閲覧。
  3. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 188.
  4. ^ a b c 宇宙船SPECIAL 1998, p. 100
  5. ^ a b c d e 石橋春海 2014, pp. 78–81, 「1972 アイアンキング」
  6. ^ a b c d 宣弘社フォトニクル 2015, pp. 34–35, 「アイアンキング」
  7. ^ a b c d e f g h 玩具 1 2000, p. 55.
  8. ^ フォトニクル 2015, p. 2.
  9. ^ 切通理作『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社 1993年)増補改訂版(宝島社文庫 2000年)増補新盤(2015年 洋泉社[要ページ番号]
  10. ^ a b c 岩佐陽一 2001, pp. 106–110, 「RESPECT 石橋正次」
  11. ^ a b 岩佐陽一 2001, pp. 114–121, 「RESPECT 佐々木守」
  12. ^ 「追悼 佐々木守」『宇宙船YEAR BOOK 2007』朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2007年4月20日、86頁。ISBN 978-4-257-13096-3 
  13. ^ a b 宣弘社フォトニクル 2015, pp. 36–38, 「アイアンキング対談 浜田光夫 石橋正次」
  14. ^ a b 岩佐陽一 2001, pp. 134–137, 「RESPECT 田村正蔵」
  15. ^ 岩佐陽一 2001, pp. 111–113, 「RESPECT 浜田光夫
  16. ^ 巨大ヒーロー大全集 1988, p. 231.
  17. ^ a b フォトニクル 2015, pp. 88–89, 「武田薬品提供資料 特撮大活劇シリーズ アイアンキング(仮題) 企画案」
  18. ^ 全怪獣怪人 上 1990, pp. 188–189.
  19. ^ 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、99頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。 
  20. ^ a b c 岩佐陽一 2001, pp. 82–83, 「アイアンキング 企画書再録」
  21. ^ a b 巨大ヒーロー大全集 1988, p. 145.
  22. ^ a b c 宣弘社フォトニクル 2015, pp. 44–47, 「インタビュー高倉英二
  23. ^ a b 白石雅彦 編著 編「クール解説『ミラーマン』の軌跡 第2部・そして終焉へ」『ミラーマン大全』双葉社、2004年2月20日、pp.134-137頁。ISBN 4-575-29652-X 
  24. ^ 「第1章 マジンガーZ 企画の胎動から完成まで」『魔神全書 MAZINGER BIBLE』監修 ダイナミックプロ双葉社、2002年1月25日、39頁。ISBN 4-575-29324-5 
  25. ^ フォトニクル 2015, p. 58.
  26. ^ 玩具 1 2000, p. 56.
  27. ^ フォトニクル 2015, p. 60.
  28. ^ a b 岩佐陽一 2001, pp. 84–85, 「アイアンキング MAIN CHARACTER FILE」
  29. ^ a b c d e f 玩具 1 2000, p. 57.
  30. ^ DVD『シルバー仮面フォトニクル2』 2015年12月18日発売 発売元-デジタルウルトラプロジェクト DUPJ-137 pp.86-87 「プロット『大仮面』」
  31. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 189
  32. ^ 玩具 1 2000, p. 58.
  33. ^ a b c d 岩佐陽一 2001, p. 95, 「RESPECT 池谷仙克 PART II」
  34. ^ フォトニクル 2015, p. 44.
  35. ^ 巨大ヒーロー大全集 1988, p. 173.
  36. ^ 石橋春海 2014, pp. 78–79, 「制作現場「アイアンキング」 あのとき私は 田村正蔵 制作・監督(当時)」.
  37. ^ フォトニクル 2015, p. 65.
  38. ^ a b c フォトニクル 2015, pp. 84–85, 「アイアンキング 漫画原画」
  39. ^ フォトニクル 2015, p. 42.
  40. ^ フォトニクル 2015, p. 46.
  41. ^ フォトニクル 2015, pp. 4、88.
  42. ^ a b フォトニクル 2015, p. 5
  43. ^ a b c 岩佐陽一 2001, pp. 86–87, 「アイアンキング 国家警備機構 超兵器図鑑」
  44. ^ 宇宙船』vol.28(朝日ソノラマ・1986年2月号) p.34
  45. ^ 宣弘社創立80周年記念『宣弘社全仕事完全版 蘇る!伝説の昭和特撮ヒーロー』(コスミック出版、2021年9月10日発行)本作品の特集ページ(p.102)
  46. ^ 岩佐陽一 2001, p. 105, 「アイアンキング ON AIR LIST」.
  47. ^ フォトニクル 2015, p. 90, 「番組データ」.
  48. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 190.
  49. ^ 河北新報』1972年12月31日付朝刊、テレビ欄。
  50. ^ 北海道新聞 1973年2月テレビ欄。
  51. ^ a b c d 河北新報』1972年11月26日付朝刊、テレビ欄。
  52. ^ 日刊スポーツ』1975年3月15日 - 『秋田魁新報』1975年9月6日付朝刊、テレビ欄。
  53. ^ 新潟日報 1973年2月テレビ欄。
  54. ^ 信濃毎日新聞 1973年2月テレビ欄。
  55. ^ 北國新聞 1973年2月テレビ欄。
  56. ^ 北國新聞 1973年10月テレビ欄。
  57. ^ 中日新聞 1973年2月テレビ欄。
  58. ^ 京都新聞 1973年2月テレビ欄。
  59. ^ 島根新聞 1973年2月テレビ欄。
  60. ^ a b 山陽新聞 1973年2月テレビ欄。
  61. ^ 高知新聞 1973年2月テレビ欄。
  62. ^ a b c 熊本日日新聞 1973年2月テレビ欄。
  63. ^ 愛媛新聞 1973年2月テレビ欄。
  64. ^ a b 宮崎日日新聞 1973年2月テレビ欄。
  65. ^ 沖縄タイムス 1973年2月テレビ欄。
  66. ^ 巨大ヒーロー大全集 1988, p. 179.
  67. ^ a b c 岩佐陽一 2001, p. 144, 「シルバー仮面 アイアンキング スーパーロボット レッドバロン コミカライズの世界」
  68. ^ “『アイアンキング』最終回から50年 思わぬミスで風評被害や都市伝説を生んだ?”. マグミクス. (2023年4月8日). https://magmix.jp/post/148807 2023年4月8日閲覧。 
  69. ^ “福岡やるなぁ!水道企業団にアイアンキング…「いいね」が500を超えたから”. 西日本新聞. (2022年9月23日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/991496/ 2022年9月27日閲覧。 
  70. ^ 水と平和を守る! 半世紀の時を超えて福岡に現れたヒーロー(福岡ふかほりメディア ささっと(読売新聞西部本社)、2023年9月7日)
  71. ^ 「'98TV映画特撮LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 1999』朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、1999年5月1日、64頁。雑誌コード:01844-05。 
  72. ^ 「'99TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2000』朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2000年4月20日、62頁。雑誌コード:01844-04。 
  73. ^ a b c 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、169頁、雑誌コード:01843-05。 
  74. ^ a b c 岩佐陽一 2001, p. 122, 「アイアンキング VISUAL SOFT CATALOG」
  75. ^ BD アイアンキング / ハミング”. 2014年8月9日閲覧。
  76. ^ BD アイアンキング / ベストフィールド”. 2022年2月10日閲覧。


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