IPコアを利用する長所・短所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 02:17 UTC 版)
「IPコア」の記事における「IPコアを利用する長所・短所」の解説
長所 IPコアを利用することで、全てを始めから開発するより開発期間を短縮できる。 半導体プロセス技術に依存しない。(RTLで提供されるソフトマクロの場合) 短所 品質/信頼性 IPコアによっては詳細な設計仕様/検証結果がついていない場合もある。詳細な仕様や、どこまで正確に検証されているかを、よく確認する必要がある。 接続性 既存の回路にIPコアを組み合わせる場合、仕様の確認ミスから接続部分で問題が起こりやすい。 ハードマクロのIPコアの場合、ターゲットの半導体プロセス技術以外では利用できない。 高額なライセンスフィ IPコアを購入してライセンス契約をする際は、導入時に契約金を払う場合と、量産製品ひとつ毎に契約金を払う場合とがある。契約形態によってはそれら両方の場合もある。トラブル時のサポート体制なども含め、かえってコストがかかる場合もありうるため、商用IPコアを利用する場合はよく検討する必要がある。
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