INVECS-II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:50 UTC 版)
1994年、FTOに初採用された。このII型では運転者の癖を記憶させて、トランスミッションの効率的稼動に寄与する学習機能が搭載された。また、シフトパターンにスポーツモードと呼ばれるシーケンシャルシフトのようなポジションが設定され、MTの様に運転者が任意でギア選択できる機構を加えた。このスポーツモードは好評を博し以降の三菱車に多く採用されることになり、他の国産車メーカーにも影響を与え、ステアマチックなども登場した。当初は4段仕様のみであったが、後に5段(2代目ディアマンテに搭載されたものは量産車世界初のFF車の5速ATとなった)・6段仕様も登場している。後述するIII型を採用した後でも、大排気量車やターボ搭載車にはおいては許容トルクの関係でII型を採用した車種も登場している。 現行車種ではデリカD:5(ディーゼル)のみが採用。
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