IERSの設立とは? わかりやすく解説

IERSの設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 14:42 UTC 版)

世界時」の記事における「IERSの設立」の解説

1985年デリー開催され国際天文学連合 (IAU) 第19回総会において、決議B1号(時の責任)と決議B2号(基準座標系)により、時刻中央局である国際報時局 (BIH) と極運動中央局である国際極運動観測事業 (IPMS) を廃止してBIH と IPMS を統合した新しい組織として国際地球回転観測事業IERS現国地球回転基準系事業)を1988年1月から発足させることになる。そして、国際報時局 (BIH) が管理していた国際原子時 (TAI) を、国際度量衡委員会 (CIPM) と国際度量衡総会 (CGPM) の責任の元で国際度量衡局 (BIPM) に移管することを認め新組織の国際地球回転観測事業IERS)の中央局世界各地観測値をもとに、ΔUT1 (UT1-UTC) や極運動決め閏秒決定も行うことになった地球回転観測は、1988年から国際的に従来光学による方位位置観測写真天頂筒 (PZT) など)から電波レーザー使用した高精度の距離観測VLBI月・人衛星レーザーなど)に移行することになる。

※この「IERSの設立」の解説は、「世界時」の解説の一部です。
「IERSの設立」を含む「世界時」の記事については、「世界時」の概要を参照ください。

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