IAUの決議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 18:54 UTC 版)
2012年8月の第28回IAU総会決議B2は次のように推奨した。 天文単位の値を、正確に 149597870700 m とする(従来の ±3 m の誤差はなくなった)。 上記の値は、すべての時刻系(TCB, TDB, TCG, TTを含めて)において適用される。 ガウス引力定数 k は、天文定数系から削除される。 日心重力定数(英語版) GMs の値は、観測によって決定される。 天文単位の記号は、唯一「au」のみを用いる。 以前は、天文単位は、SI併用単位(ただし数値が実験的に得られるもの)との位置づけであったが、この2012年の決議により、天文単位は定義定数となり、2014年以降の国際単位系の国際文書において、SI併用単位となった。
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