Hsp110
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 15:46 UTC 版)
Hsp70スーパーファミリーには、Hsp70と関連した、より大きなタンパク質であるHsp110/Grp170 (Sse)タンパク質のファミリーも含まれる。Hsp110ファミリーのタンパク質は多様な機能を持ち、酵母のSse1pはATPアーゼ活性はほとんどないがシャペロンであり、またHsp70のヌクレオチド交換因子でもある。密接に関連したタンパク質であるSse2pはアンフォルダーゼ(unfoldase)としての活性はほとんど持たない。 現在命名されているヒトのHsp110遺伝子を次に挙げる。HSPH2からHSPH4は提唱中の名称であり、現在の名称がリンクされている。 遺伝子シノニム細胞内局在HSPH1(英語版) HSP105 細胞質 HSPH2 HSPA4(英語版); APG-2; HSP110 細胞質 HSPH3 HSPA4L(英語版); APG-1 核 HSPH4 HYOU1(英語版)/Grp170; ORP150; HSP12A 小胞体
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