盧山初雄
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盧山 初雄(ろうやま はつお、帰化名:梅原 初雄〈うめはら はつお〉、民族名:盧 初雄〈ろ・はつお/韓国語読みではノ・チョウン、朝: 노초웅/北朝鮮語読みではロ・チョウン、朝: 로초웅〉[注釈 1][2]、1948年(昭和23年)3月31日 - )は、埼玉県出身の武道家(極真空手・太気拳)。極真空手道連盟 極真館の会長。極真館空手道・範士九段。太氣至誠拳法・錬士七段。
注釈
- ^ 空手への真塾な取組み姿勢と実力が認められて、大山より苗字の一字を贈られ、以降「盧山初雄」と名乗ることになった。
- ^ 広重毅の話によれば、北朝鮮の工作員が練習生として極真会館へ入り込んでいて、その人物と事務員の日本人女性が恋仲になり仲介したのが盧山で、その人物が逮捕され盧山の名前を出した事から拉致の仲介もしてるのでは?と、公安警察にスパイ容疑をかけられ、その一件で除名処分になった。
- ^ 道場の稽古、出入りを禁止されること。破門よりは軽い処分。
- ^ 当時の極真会館全米選手権のチャンピオンであり、第1回オープントーナメント全世界空手道選手権大会では最強の外国人選手と云われた。黒人特有のバネを生かしたヒット・アンド・アウェイの戦法で、突き、蹴りとバランス良く攻撃してきた。3回戦ではイスラエルの100キログラムで柔道参段でもあるギドン・ギダリーを上段後ろ回し蹴りで一本勝ち、4回戦では若きテクニシャンの東谷巧を破り、破竹の勢いで勝ちあがってきたが、7位に入賞した。現在は誠道塾師範を務めている。
出典
- ^ 官報「昭和57年2月18日第16515号」
- ^ 商標審決データベース
- ^ a b 高木薫 『わが師大山倍達』 徳間書店、1990年(平成2年)、169頁。
- ^ 『ゴング格闘技12月号増刊-BATTLE SERIES Vol.1』 日本スポーツ出版社、1993年(平成5年)、91頁。
- ^ 『月刊フルコンタクトKARATE別冊-大山倍達と極真の強者たち』 福昌堂、1995年(平成7年)、74頁。
- ^ 『ゴング格闘技』 日本スポーツ出版社、3月8日号、1996年(平成8年)、52-55頁。
- ^ Kyokushin-kan International Membership Information
- ^ 財団法人極真奨学会/登記完了 (2014年04月10日)
- ^ eFight. “大山倍達22年目の命日「派閥を超え心は一つに」”. 2016年4月26日閲覧。
- ^ ”大山総裁の名を次世代に”(2017年02月07日)
- ^ eFight. “極真伝説の猛者・盧山初雄が73歳で再婚「若さの秘訣は”恋”と空手修行」お相手はウクライナ人女性”. 2021年5月13日閲覧。
- ^ eFight. “【極真館】”伝説の空手家”盧山初雄が館長退任、荘厳な形を披露し新館長に岡崎氏を任命”. 2022年4月23日閲覧。
- ^ 桜の花出版:新大山道場 極真館の夜明け
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