HSBシリーズおよびHSW(耐熱容器用ブロー成型機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 19:09 UTC 版)
「日精エー・エス・ビー機械」の記事における「HSBシリーズおよびHSW(耐熱容器用ブロー成型機)」の解説
前記PMシリーズと下記CMシリーズと組み合わせることにより耐熱容器の一貫生産が可能となる。 耐熱容器の必要性 飲料製品向け容器の場合、充填前工程として容器内部の殺菌が必要でありその工程には大別して2種類ある。無菌充填 工場全体をクリーンルームとし、細菌が入り込まぬ設備を設け充填まで行う。機械設備は低コストとなるが、その反面に工場設備は高コストとなる。 高温充填 通常のPET容器は結晶化していない為、70℃以上の高温とした場合に変形が起こる。その為耐熱容器を製造し容器内側を高温殺菌(または充填物を高温として充填と殺菌を同時に行う)する手法である。設備投資が低コストである為、多くがこの高温充填にて製造されている。 - HSB-4N HSB-6N HSB-6M HSW ブロー型取数 cavity 4 6 6 1 容器最大容量 L 2 0.6 20 最大口外径 mm 36 60 容器最大外径 mm 125 74 90 300 容器最大高さ mm 350 158 575 HSB-4N, HSB-6N 常温充填の場合HSB-4Nは3Lまで、HSB-6Nは1.5Lまでのブロー成型が可能である。 HSB-6M CM-6000Mと組み合わせることにより広口耐熱容器の成形が可能となった。主にはジャム容器などへの用途が期待され、ガラス瓶からの転換が行われれば軽量化による輸送費などのコスト低減が期待される。 HSW ASB-650EXHS,ASB-650EXHDと組み合わせることにより、高耐熱のPET製5ガロンボトルが生産可能となる。
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