HFS+の歴史
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HFS+は1998年1月19日、Mac OS 8.1のリリースで導入された。もともとはCoplandを想定して開発された技術であり、その存在はCopland開発中から知られていた。 Appleは、2002年11月11日のMac OS X v10.2のアップデートのリリース10.2.2で、データ信頼性を高めるジャーナリングファイルシステム機能をHFS+に加えた。 Mac OS X v10.3ではファイルシステムの扱いが大幅に拡張された。ファイルにメタデータ部が追加され、頻繁にアクセスされるファイルをドライブの外周のアクセスの高速な領域に自動的に移動し、同時に断片化を解消するHot File Adaptive Clusteringを組み込んだ。HFSXと呼ばれる拡張バージョンのHFS+も導入した。HFSXはディレクトリとファイルの名前の扱いについて変更があった。 Mac OS X v10.4では以前利用していたUNIXパーミッションのほかに、Windows XP及びWindows Server 2003のACLと互換性のあるACLのサポートを追加した。また、将来のリリース向けに予約されていた拡張属性 (extended attribute) のサポートも加えた。
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