Google Chromeの躍進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 04:47 UTC 版)
「ブラウザ戦争」の記事における「Google Chromeの躍進」の解説
2010年9月のNetApplications社の世界ブラウザシェア調査によると、Internet Explorerは一時盛り返しを見せたものの再び減少し59.65%、次いでMozilla Firefoxが22.96%、Google Chromeはシェアを増やし約8%になった。かつては第3位にいたSafari(5.27%)やブラウザ競争の頃から開発が続けられていたOpera(2.39%)などこちらも伸び悩みがちになってきていたが、ユーザー数はある程度いた。 2011年になると、Internet Explorer 9正式版が3月15日に、Mozilla Firefox 4正式版も3月22日に、Opera 11.10が4月12日にそれぞれ公開された。しかしIE 9はWindows XPをサポートしないことや、東北地方太平洋沖地震による日本語版公開延期の影響で、ダウンロード数でFirefox 4に引き離された。 この後、Mozilla Firefoxは「バージョンアップを頻繁に行うので、数ヶ月ごとに更新を行っていただきたい」という趣旨を発表。企業向けには、メジャーバージョンアップを1年ごとに行いその間のマイナーアップデートを行う延長サポート版(Extended Support Release)を提供していた。 SafariのWindows版は2012年5月9日リリースの5.1.7を最後に開発が終了した。また、Windows8の新しいUIは市場に受け入れられず、Windows XPのシェアがあまり下がらず、結果古いままのIEのシェアをさらに下げることにつながった。 2012年、Google ChromeはMozilla Firefoxに追いつき、2014年にはそのシェアが50%を突破し揺るぎない地位に納まったことで、第二次ブラウザ戦争は終結したとみる者もいる。
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