フルードカップリンク
流体式伝動装置には、動圧式と静圧式があり、動圧式には流体継ぎ手または流体クラッチと流体トルクコンバーターがある。流体継ぎ手はポンプ羽根車(入力)とタービン羽根車(出力)で構成され、入出力トルク比が1に対して、流体トルクコンバーターは案内羽根車(ステーター)を追加することにより、入出力トルク比が1~3近くまで、入出力軸の回転速度比により変化するのが特徴である。流体継ぎ手はトルク変換はしないが、流体トルクコンバーターに比べ、伝達効率がよくコストが安い。
流体継手
流体継手(りゅうたいつぎて)とは、流体を介して回転運動の伝達を行うクラッチの一種である。 流体クラッチとも言い、ドイツのヴルカン造船所で開発された方式が普及した。日本ではフルカン継手とも呼ばれる。
また、トルクコンバータは流体の運動エネルギーを回生してトルクを増幅する機構を持った流体継手の発展型である。
仕組・特徴

オイルで満たされた密閉容器の中に二つの羽根車が対峙しており、それぞれが入力軸と出力軸に連結されている。入力側羽根車をポンプインペラー、出力側羽根車をランナーと呼んで区別することもある。オイルが循環できるような流路を備えており、入力側の回転がオイルの流動を生み、それが出力側を回転させることでトルクの伝達を行う。摩擦などの損失がない理想的な場合を考えると入力側と出力側のトルクは等しくなる。一方、動力伝達のために出力側回転数は入力側回転数より減少する(入力側回転数を
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