EZ表記法とは? わかりやすく解説

E-Z表記法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 08:40 UTC 版)

EZ 表記法(いーぜっとひょうきほう、: E-Z notation)とは有機化学における、二重結合絶対立体配置を記述する記法で、IUPAC命名法の一つである。相対立体配置しか表せないcis–trans 異性の記法、を複数の置換基を持った二重結合の表記に利用できるよう拡張したものともいえる。EZ 表示法EZ 命名法とも。




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EZ表記法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 02:31 UTC 版)

カーン・インゴルド・プレローグ順位則」の記事における「EZ表記法」の解説

二重結合両端2つずつの置換基付いていて、それぞれの端で別の置換基付いている場合異性体存在する幾何異性体)。 この場合両端それぞれ上記方法順位付ける。結果一端上位になる基ともう一端上位になる基が同じ側に付いているものをZ体ドイツ語: Zusammen)、逆側に付いているものをE体(ドイツ語: Entgegen)という。 あくまでCIP順位則並び一致しているか否か判断するであって両端に同じ置換基付いているかは関係ない例えば図の例では、Cl塩素)が逆側に付いているが、CIP順位則では「Br > Cl」と「Cl > H」であることからZ体となる。

※この「EZ表記法」の解説は、「カーン・インゴルド・プレローグ順位則」の解説の一部です。
「EZ表記法」を含む「カーン・インゴルド・プレローグ順位則」の記事については、「カーン・インゴルド・プレローグ順位則」の概要を参照ください。

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