EUC-JPの亜種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 14:53 UTC 版)
EUC-JPには亜種が存在する。二種類を以下に解説する。 eucJP-msは、オープン・グループ及び日本ベンダ協議会が策定した文字符号化方式。実装例はMySQL v5.0以降等。 CP51932はマイクロソフトがWindowsで使用しているWindows-31JのEUC-JP互換表現。実装例はInternet Explorer4.0以降、EmEditor、秀丸エディタ等。このコードはNECのPC-9800シリーズの漢字コード(9区から12区の特殊文字を除外したもの)をGR表現したような体裁を持つ。ただし、PC-9800シリーズの漢字コードはJIS C 6226-1978をベースにするのに対して、CP51932はJIS X 0208-1990をベースとする点が異なる。 CP51932eucJP-ms面&区番号1バイト目2バイト目面&区番号1バイト目2バイト目3バイト目JIS X 0208-1990(ひらがな・カタカナ等)1面1区 - 8区 0xA1 - 0xA8 0xA1 - 0xFE 1面1区 - 8区 0xA1 - 0xA8 0xA1 - 0xFE ― NEC特殊文字1面13区 0xAD 1面13区 0xAD JIS X 0208-1990(第一・第二水準漢字)1面14区 - 84区 0xB0 - 0xF4 1面14区 - 84区 0xB0 - 0xF4 NEC選定IBM拡張文字1面89区 - 92区 0xF9 - 0xFC ― ― ― ユーザ定義文字(前半)― ― ― 1面85区 - 94区 0xF5 - 0xFE 0xA1 - 0xFE JIS X 0212-1990(前半)2面1区 - 11区 0x8F 0xA1 - 0xAB 0xA1 - 0xFE JIS X 0212-1990(後半)2面16区 - 77区 0xB0 - 0xED IBM拡張文字(JIS X 0212 以外)2面83区 - 84区 0xF3 - 0xF4 ユーザ定義文字(後半)2面85区 - 94区 0xF5 - 0xFE
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