二重盲検法
【概要】 信頼性が高い臨床治療研究の方法。コントローラーと呼ばれる治験監督者が主治医とは別にいる。ある薬の効果を調べるために、そっくりな偽の薬(偽薬:プラシーボという)を用意する。薬剤の濃度を変えて検討することもある。いずれにせよ主治医も患者もどちらを使っているかわからないようにして、偏りを除く。独立したコントローラーが定期的に成績を監視し、統計学的な手法を用いて有効性を判定する。
【詳しく】 ある程度のまとまった人数が必要なので、エイズを対象にした場合、日本ではこの方法を使うには時間がかかりすぎて難しい。なお治療研究は研究の目的や方法などの情報を患者に与え、納得を得た上で実施するなど、患者の権利が侵害されないよう慎重に計画され、治験委員会(IRB)の承認を得なければならない。

「Double blind method」の例文・使い方・用例・文例
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