Digital HiNote Ultra II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/17 17:20 UTC 版)
「DIGITAL HiNote」の記事における「Digital HiNote Ultra II」の解説
1996年4月に発売された、Digital HiNote Ultraの後継機である。 Pentium搭載、TFT液晶SVGA(800×600)サイズの採用、Windows95プリインストールが特徴である。 当初はCTS5100,CTS5120,CTS5133の三機種で展開され、マイナーチェンジでLTS5133,LTS5150の二機種が展開された。型番の読み方は先代のDigltal HiNote Ultraと同じで、CTSはSVGA TFTカラー液晶搭載の意、5はPentium搭載、下三桁はクロック数を示す。CTSシリーズは10.4inch液晶、LTSシリーズは11.3inch液晶を内蔵していた。 底面積は先代と変わらないため、バッテリパック、ドッキングステーション等の流用が可能だった。CTSは厚さ28.2mmと先代のカラー液晶搭載モデルよりさらに薄くなったが、液晶サイズを拡大したLTSでは30.5mmと先代と同じ厚さに戻っている。重さはCTSシリーズが1.8kg、LTSシリーズで1.9kgと同世代の他メーカー軽量機種と同等であった。 搭載ソフトは、海外メーカーによくあった、OS以外はソフトは何も入っていない構成で、AcrobatReader2.1・Tranxit2(赤外線ファイル転送ソフト)・SlideShow・SideKick95(スケジュール管理)のみであった。 本機も相当に高価で、CTS5120(FR-P86WF-AJ)の発売時の定価は598,000円、LTS5150(FR-P8FWG-AJ)では、728,000円に達する。
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