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ディプロ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 14:51 UTC 版)

ディプロ
2014年撮影
基本情報
別名 Diplodocus
生誕 (1979-11-10) 1979年11月10日(45歳)[1]
出身地 アメリカ合衆国
フィラデルフィア
学歴 テンプル大学
ジャンル エレクトロニック・ミュージック
ヒップホップ
テクノ
活動期間 2003年〜現在
レーベル Big Dada, Mad Decent
共同作業者 スクリレックス
メジャー・レイザー
公式サイト http://diplo.com/
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ディプロ(Diplo、本名:トーマス・ウェズリー・ペンツ(Thomas Wesley Pentz)、1979年11月10日 - )は、アメリカ人DJプロデューサーテクノミュージシャン

エレクトロクラッシュニューレイヴなど、2000年代後半の世界的ダンス・ムーヴメントにおける最重要プロデューサーの一翼として知られ、マドンナビヨンセの作品に参加。これまで携わった多くの作品は軒並みそのムーヴメントを担うヒット作となってきた。

概要

2004年にデビュー・アルバム 『Florida』を発表。その後、精力的なDJ活動、ロウ・バジェットとのプロジェクトであるHollertronixとしての作品リリース、自身のレーベル「Mad Decent」の運営やリミックス/プロデュース・ワークを通じてクラブ・シーンに頭角を現す。

数多くのリミックス・ワークを手掛ける傍ら、世界中のフレッシュなビート・フォームを発掘、シーンにいち早く紹介し最先端トレンドとして発信する手腕に評価が高く、プロデューサーとしてもその才能を大いに発揮している。特に世界的となったM.I.A.との仕事が最も知られるところで、他にもこれまでにスパンク・ロックサンティゴールドボンヂ・ド・ホレブラカ・ソム・システマといった気鋭のアクトを見出し、世界的ブレイクに導いてきた。

2009年には人気ビート・クリエイターのスウィッチとの共同プロジェクト、メジャー・レイザーを始動させ、積極的なライヴ活動にも従事している。

メジャー・レイザーとディプロ2つの名義でフジロック・フェスティバル'09に出演。ブラカ・ソム・システマへのリレー出順となった深夜のレッドマーキー・レイブでは、DJシャドウからマイケル・ジャクソンダフト・パンクプロディジーの楽曲までを動員したお祭りDJプレイで大いにフロアを盛り上げた。

2012年4月より、BBCラジオ1・1エクストラ(サイマル放送)のミックス・ショー『Diplo and Friends』のパーソナリティに就任。ディプロ自身は案内役として出演するが、不定期で彼自身のミックスもオンエアされる。

2015年10月25日MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードにて、ジャスティン・ビーバースクリレックス、ディプロの「Where Are Ü Now?」が、最優秀コラボレーション賞を受賞[2]

エピソード

2024年2月の来日公演[3]時にSNSを更新し、21歳のころ東京で生活した時のことについて投稿した。テンプル大学に通いつつ恵比寿ウェイターをして稼ぎ、初めて作ったデモダブ・プレートに記録したと記している。[4]

ディスコグラフィ

スタジオアルバム
  • Florida (2004)
  • MMXX (2020)
  • Diplo (2022)
コンピレーション・アルバム
  • FabricLive.24 (2005)
  • Decent Work for Decent Pay'(2009)
  • Random White Dude Be Everywhere(2014)
EP
  • Diplo Rhythm(2004)
  • Revolution(2013)
シングル
  • "Epistomology Suite" b/w "Summer's Gonna Hurt You" (2003)
  • "Blow Your Head" (2008)
  • "Hey" (2009) (with Laidback Luke)
  • "Get Off" (2009) (with Blaqstarr)
  • "U Don't Like Me" (2010) (with Lil Jon)
  • "Express Yourself" (2012)

脚注

  1. ^ Diplo (DJ): Astrology and Horoscope”. astrotheme. 2016年9月9日閲覧。
  2. ^ ジャスティン・ビーバー MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで5部門受賞”. シネマトゥデイ (2015年10月29日). 2015年10月29日閲覧。
  3. ^ “ディプロ、約6年振りとなる来日決定”. BARKS. (2024年2月16日). https://www.barks.jp/news/?id=1000244742 2024年2月29日閲覧。 
  4. ^ diplo [@diplo]; (2024年2月28日). “When I was 21 I moved to Tokyo...”. Instagramより2024年2月29日閲覧.

関連項目

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