継続降下到着方式
別名:CDA方式
英語:Continuous Decent Arrival
航空機の着陸方式のうち、降下する際の角度を一定に保ったまま滑走路に到達する方式。
従来の航空機の一般的な着陸は、下降途中に水平の姿勢を取り水平飛行を行う段階を何度か挟む。このため、階段状に下降する形になる。これは主に、滑走路に進入するタイミングを調整するなどの目的から行われている。
継続降下到着方式が実現されれば、水平飛行の姿勢に立て直して維持する分の燃料が節約できる。LCCのピーチアビエーションによれば、エアバスA320型機で継続降下到着方式を実施すれば、1回の着陸で300ポンド(130キログラム)から800ポンド(360キログラム)程度の燃料が節約できるという。
ピーチアビエーションは2012年8月24日に、関西国際空港への着陸時に継続降下到着方式を導入することを発表した。当初は早朝の時間帯において試験的に導入していくという。
関連サイト:
関西国際空港における継続降下到着方式を導入 - ピーチ
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