Cold chainとは? わかりやすく解説

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コールド‐チェーン【cold chain】

読み方:こーるどちぇーん

低温物流


コールド・チェーン

【英】cold chain

生鮮食品など低温冷蔵冷凍のまま生産者から消費者の手にとどけるためのシステムのこと。低温流通体系訳されている。農産物水産物のように生産季節性のあるものは、一般に価格変動激しく生産・販売消費の各段階大きな問題であったが、この「低温の鎖」により貯蔵運搬販売結ばれることによって問題解決する方向向かっている。その背景には、低温倉庫冷凍・冷蔵車冷凍ショーケース家庭用冷凍・冷蔵庫進歩普及があったことはいうまでもない

コールドチェーン cold chain

生産から消費に至るまでを低温の鎖でつなぎ生鮮食品輸送するシステム

コールドチェーン

(Cold chain から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 08:08 UTC 版)

コールドチェーン英語: Cold chain)とは、生鮮食品医薬品などを生産輸送消費の過程で途切れることなく低温に保つ物流方式。日本語では「低温流通体系」とも表記される。この技術により、生鮮食品などの広域流通や長期間の保存が可能となった[1]。技術が確立されるまでは常温での輸送が常識であり、日本料理の象徴とされる寿司や各種の魚料理も、コールドチェーンの普及前と後では全くその形態は異なっている[1]


  1. ^ a b c d e 丹下博文「物流・ロジスティクスの社会性に関する研究 ―コールドチェーン(低温物流)に焦点を当てて―」『経営管理研究所紀要』第264巻、愛知学院大学経営管理研究所、2013年12月25日、89 - 102頁、ISSN 13413821NAID 400199547162022年5月29日閲覧 
  2. ^ a b c 鈴木 徹. “魚の凍結から始まった 冷凍技術の歴史と現在”. おいしい冷凍研究所. 2022年7月20日閲覧。
  3. ^ アリババ傘下の物流会社、ワクチン輸送で中国医薬品会社と協議”. Reuters (2020年12月3日). 2021年1月19日閲覧。
  4. ^ “3温度帯とは?食品ECにおける課題や外部委託のメリット”. ECのミカタ. (2022年1月7日). https://ecnomikata.com/ecnews/33136/ 
  5. ^ ロジスティクス用語集 3温度帯”. 日本通運. 2023年1月14日閲覧。
  6. ^ 保管温度帯について”. 一般社団法人 日本冷蔵倉庫協会. 2023年1月14日閲覧。


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