CLK-DTM(2000年 - 2003年)
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「モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツ」の記事における「CLK-DTM(2000年 - 2003年)」の解説
DTMの再開が決定すると、メルセデス・ベンツはすぐに新規定車の開発に着手し、車両の開発は1999年にハンス・ヴェルナー・アウフレヒトによって設立されたHWA AG(ドイツ語版)によって行われ、エンジンはメルセデスAMG(1999年にダイムラークライスラーの傘下になった)によって4リッターのV8エンジンの開発が進められた。車両のベースとなったのはCLKクーペ(C208)で、新規定はシルエットカー(市販車と同じ車体でなくてもよい)であるため、外観はベース車両のそれを踏襲しつつ、中身はスチールチューブラーフレームとカーボンモノコックで構成された純然たるレーシングカーとなった。 新生DTM参戦に向けてメルセデス・ベンツが万全の態勢で臨んだ一方、競合メーカーはオペルはワークス参戦したものの、アウディはセミワークス体制での参戦だったこともあり、メルセデス・ベンツ陣営は初年度の2000年シーズンから優勢を保ち、2003年シーズンまでの4年間でマニファクチャラータイトルを2回、ドライバーズタイトルを3回(いずれもベルント・シュナイダー)、チームタイトルを4回獲得した。
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