GT1/LMGTP(1997年 - 1999年)
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「モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツ」の記事における「GT1/LMGTP(1997年 - 1999年)」の解説
GT1/LMGTP参戦の時系列1997CLK-GTR: FIA GT選手権参戦と圧勝 1998CLK-GTR & CLK-LM: FIA GT選手権で10戦全勝 1999CLR: ル・マン24時間レースの事故と撤退 1990年代半ば、メルセデス・ベンツはF1やインディカーにエンジン供給をする一方で、AMGを実働部隊としてDTM/ITCに参戦していた。同選手権への参戦は、公道を走る乗用車により近い車両でレースをすることで、市販車のイメージリーダーとするという目的があった。 ITCが消滅したことにより、そうした目的を満たせる場を失ったメルセデス・ベンツは1997年にスポーツカーレースに復帰し、新しく始まったFIA GT選手権にAMGをパートナーとして参戦した。 スポーツカーレースに図らずも復帰した形だが、AMGメルセデスチームはCLK-GTRとCLK-LMを擁して同選手権を2年に渡って席巻した。その結果、同選手権はメーカー同士で競われるGT1クラスを廃止することとなる。1998年と1999年はル・マン24時間レースにも参戦したが、選手権の圧勝ぶりとは異なり、両年とも結果は出ず、1999年のレースでは宙を舞う事故を三度起こして撤退することとなる。
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