CG911B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/01 15:51 UTC 版)
「レイトンハウス・CG911」の記事における「CG911B」の解説
前述の赤城が起こした事件でチーム名をレイトンハウスからマーチに戻り、マシンは前年の改良型を使用、また、マシン名もマーチ・CG911Bと変更された。 ドライバーは前年の日本グランプリにてデビューを果たしたヴェンドリンガーと、国際F3000に参戦していたポール・ベルモンドを起用し、終盤2戦ヴェンドリンガーに代わって10年ぶりのF1参戦となったヤン・ラマースと、第13戦以降ベルモンドからエマニュエル・ナスペッティがドライブした。 昨年度よりもエンジンの信頼性が若干UPするもトラブルは完全には解消されず、ヴェンドリンガーが第7戦カナダグランプリで4位入賞するも、それ以外は低迷し、ベルモンドが6回予選落ちを喫したりと散々な結果に終わった。 資金難の影響でチーム解散が噂されていたが、1993年シーズンにFIAに申請しエントリーリストに載り、ドライバーはラマースと前年の国際F3000ランキング5位のジャン=マルク・グーノンと契約、マシンも前年からの使用すると表明したが、開幕戦南アフリカグランプリに現れたのは両ドライバーだけでチームは現れず、チームはそのまま消滅することになってしまった。
※この「CG911B」の解説は、「レイトンハウス・CG911」の解説の一部です。
「CG911B」を含む「レイトンハウス・CG911」の記事については、「レイトンハウス・CG911」の概要を参照ください。
- CG911Bのページへのリンク