C# におけるタプルとは? わかりやすく解説

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C# におけるタプル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 18:54 UTC 版)

タプル」の記事における「C# におけるタプル」の解説

C#言語におけるタプル(System.Tupleクラス)は.NET Framework 4.0からサポートされ総称型コンテナのひとつ。CLI定義されクラスであるためVisual Basic .NETでも同様に使用可能である。 var tuple1 = new Tuple(1);var tuple2 = new Tuple("one", 1); それぞれの値の取り出しは、Item1, Item2, ... にアクセスすることで行える。Python違いTuple型で返したからといって複数戻り値返す関数とはならないvar tuple2 = new Tuple("one", 1);string word = tuple2.Item1;int number = tuple2.Item2; 他にも同様の総称型を持つ言語では、同様にしてタプル使えるかもしれない。 なお、C#7.0からサポートされタプル構文では、それ以前存在していたSystem.Tupleクラス参照型ではなく新たに実装されたSystem.ValueTuple構造体値型)が使用されるようになっている。これにより使用時インスタンス化不要となった。 その他、各タプルフィールドへの命名(名前付タプル)、分解構文Deconstruct())を介した複数戻り値受け取りや、タプルそのもの直接ジェネリックの型引数として宣言することが可能となるなど、言語仕様一部として統合された形で扱えるようになった。 // 名前なしタプルvar tuple1 = ("one", 1);string word1 = tuple1.Item1;int number1 = tuple1.Item2;// 名前付タプルvar tuple2 = (key: "one", value: 1);string word2 = tuple2.key;int number2 = tuple2.value;// タプル分解(string str, int num) = tuple1;// (string, string)タプル型引数としたジェネリック型Dictionary dictionary;

※この「C# におけるタプル」の解説は、「タプル」の解説の一部です。
「C# におけるタプル」を含む「タプル」の記事については、「タプル」の概要を参照ください。

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