BYOX
読み方:ビーワイオーエックス
別名:Bring Your Own ○○,BYO...
BYOXとは、自分の個人所有物である物を業務において使用することの総称である。
BYOXの「X」は未知・不特定を意味する表記で、持ち込んで使用する私物なら何でも当てはめることができる。本となっている語は「BYOD」(Bring Your Own Device)で、これはノートPCやスマートフォン等の端末(Device)を業務用途に利用することを指すが、これらの端末に限らずサービスやアプリケーションなども含めて総称するための表現がBYOXであるといえる。なお、個人利用のクラウドサービスなどを業務に利用することを特にBYOA(Bring Your Own Access)と呼ぶこともある。
BYOXには、従業員が自分の使い慣れた環境で作業できるため効率化が図りやすい側面、および、業務で使用されているにもかかわらず企業側で完全に把握・管理することが困難である側面を併せ持つという共通の特徴がある。スマートフォンの普及などを背景にBYODが広く認知されるようになり、私物利用の利点とリスクが改めて認識されつつあると見ることができる。
BYODが容認されていない職務環境において企業(管理者)側に隠れてBYODを行うことを、特に「シャドーIT」と呼ぶことがある。シャドーITはセキュリティ上のリスクとして経営上の懸念とみなされることがある。
BYO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 16:43 UTC 版)
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- 「Bring Your Own」(自分のもの<特に、ワイン、酒類>を持参してください)という英語の語句の頭字語。
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