ビー‐ワイ‐オー‐エー【BYOA】
BYOA
読み方:ビーワイオーエー
別名:ブリング・ユア・オウン・アクセス,ブリング・ユア・オウン・アプリケーション
BYOAとは、従業員が社内ネットワーク環境の外にあるモバイルアプリやクラウドサービスを利用して業務データを扱うことである。
BYOAの典型的な例には、クラウドストレージ上に資料を保存してスマートフォンから閲覧したり、スマートフォンのデジカメで資料を撮影してクラウドストレージにアップロードしたり、メッセンジャー系アプリで業務連絡を行ったり、といったケースが含まれる。従業員が私物の端末を業務に持ち込むことをBYOD(Bring Your Own Device)というが、BYOAは端末でなく個人利用のサービスを業務に持ち込むと利用形態といえる。
クラウドサービスやソーシャルサービスには個人情報流出のリスクがある。モバイルアプリにはスパイアプリが含まれているリスクもある。BYOAは、BYODよりも一層セキュリティ上の脅威となりやすい利用形態として言及されることが多い。とりわけ企業がBYODやBYOAを容認していない状況でこっそりBYOAを行うことは「シャドーIT」と呼ばれ、管理も把握もできないリスクとして論じられる。
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