BSDとのデュアルライセンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/04 09:00 UTC 版)
「Rubyライセンス」の記事における「BSDとのデュアルライセンス」の解説
Rubyの処理系がデュアルライセンスで許諾するGPLv2には前述の通り"any later version"表明文がない。これによりRubyの処理系にはGPLv3で許諾されたコードを組み合わせると頒布出来なくなる。これに対処するため、Rubyの処理系はそのバージョン1.9.3よりGPLに代わって、2条項BSDライセンスとのデュアルライセンスに許諾が変更される。Ruby開発者によると、Ruby処理系の許諾条件変更は次のような手続きをたどった。まず頒布時のライセンスをデュアルライセンスの内、狭義のRubyライセンスを選択し、続いて当ライセンス第2節・第(d)項に従い追加的許諾条項にBSDライセンスを加えた。
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