Astor Piazzolla

ピティナ・ピアノ作曲家事典

ピアソラ

【英】：Piazzolla, Astor

[アルゼンチン]  1921～1992

2008年8月 執筆者： 齊藤　紀子

　アルゼンチンの作曲家。20世紀半ばに、アルゼンチン・タンゴを採り入れた作品を手がけ、自ら楽団の指揮やバンドネオンの演奏に取り組んだ。
　1924年に渡米したピアソラは、アンドレ・ダキーラにバンドネオンの奏法を学んだ。1930年に帰国してからは、ブエノス・アイレスを中心に作曲と演奏に励んだ。1955年には、渡仏してナディア・ブランジェにも師事している。オルケスタやブエノス・アイレス八重奏団、ピアソラ五重奏団などを結成し、ジャズの演奏家とのコラボレーションをするなど、タンゴを通して多彩な活動を繰り広げた。

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]

ピアノ・ソナタ　第1番／Sonata para piano No.1 Op.7／1945

前奏曲  [ピアノ独奏曲]

ピアノのための3つの前奏曲／Trois préludes pour piano 1987

組曲  [ピアノ独奏曲]

ピアノのための組曲　第2番／Suite para piano No.2 1950

ピアノのための組曲　第1番／Suite para piano No.1 Op.2／1943

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

リベルタンゴ／Libertango

アディオス・ノニーノ／Adios Nonino

鮫／Escualo

忘却／Oblivion

4つの小品／4 piezas breves Op.3／1944

ピアノ合奏曲

種々の作品  [ピアノ合奏曲]

2台のピアノのためのグラン・タンゴ／Le grand tango per due pianoforti

鮫／Escualo