オラシオ・ロモとは? わかりやすく解説

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オラシオ・ロモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/20 04:03 UTC 版)

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オラシオ・ロモ西: Horacio Romo, 1973-)は、ブエノスアイレス生まれ。アルゼンチン・タンゴバンドネオン奏者、楽団指揮者作曲家編曲家

略歴

9歳よりバンドネオンの手ほどきを受け、フリオ・パネスペイン語版等に師事。14歳よりプロの演奏家として活動を開始。コロールタンゴ楽団(Orquesta Color Tango)、エスクエラ・デ・タンゴ楽団(Orquesta Escuela de Tango)などで経験を重み、2000年にはロサンジェルス・フィルハーモニックの招待を受け、アストル・ピアソラの楽曲を披露した。

ピアソラと長く共演したヴァイオリン奏者、フェルナンド・スアレス・パススペイン語版が率いる五重奏団、アストル・ピアソラ財団五重奏団(Quinteto Fundacion Astor Piazzolla)、クリスティアン・サラテ六重奏団(Cristian Zarate Sexteto)、ニコラス・レデスマスペイン語版四重奏団(Nicolas Ledesma Cuarteto)、セレクシオン・ナシオナル・デ・タンゴ(Seleccion Nacional de Tango)など、複数の楽団においても演奏を行う。

また、多くのアルゼンチンを代表するタンゴ歌手(ロベルト・ゴジェネチェラウル・ラビエスペイン語版ギジェルモ・フェルナンデススペイン語版マリア・グラーニャスペイン語版ビルヒニア・ルーケスペイン語版など)と共演し、伴奏を務めた。

世界的なタンゴブームのきっかけとなったショー、タンゴ・アルヘンティーノスペイン語版に貢献した楽団セステート・マジョールスペイン語版のリーダーであったホセ・リベルテーラスペイン語版のバンドネオンを譲り受け、現在は同楽団の第1バンドネオン奏者・指揮者としても活動を行う[1]

2017年1 - 3月、民音・タンゴシリーズ<48>ドラマチック・タンゴ 「バンドネオンの匠」に自身が率いるオラシオ・ロモ・セステート(Horacio Romo Sexteto)として参加し、日本全国34カ所のコンサートホールにて演奏を行う[2]。同時発売されたCDアルバム「Tangos del Alba」(夜明けのタンゴ)には自らが作曲した「Camino En El Amanecer」(夜明けの道)が収録されている[3]

作品

アルバム

  • Tangos del Alba 夜明けのタンゴ(2017年 MUSAS)

主な参加アルバム

  • Piazzolla: Suite Punta del Este (1996年 Sondor)
  • Tierra querida ティエラ ケリーダ 青木菜穂子 (2005年 Bishop Records)
  • Cafe de los Maestros アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち (2010年 ライス・レコード)
  • Our Last Tango ラスト・タンゴ オリジナル・サウンドトラック (2016年 SMJ)
  • Quilombo! Tango Nuevo Cabaret: A Tribute to Astor Piazzolla (2016年 Tangoman Records)

脚注

外部リンク




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