オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群とは? わかりやすく解説

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オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 17:53 UTC 版)

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オラシュチエ山脈の
ダキア人の要塞群
ルーマニア
英名 Dacian Fortresses of the Orastie Mountains
仏名 Forteresses daces des monts d’Orastie
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (3), (4)
登録年 1999年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群は、ルーマニアの世界遺産の一つである。紀元前1世紀から1世紀にかけて、ローマ帝国の侵攻に対抗するために、ダキア人独特のムルス・ダキクス様式で建造された6つの要塞が登録対象となっている。

その広範囲に及び、なおかつ保存状態の良好な遺跡群は、精力的で革新的であった古代文明の姿を良く伝えるものである。ただし、この一帯に関する保護措置をルーマニアが講じていなかったことから、盗掘も行われてきた。

登録対象

登録対象は、デケバルスの防衛システムを形成していた要塞群、すなわちサルミゼゲトゥサ、ブリダル、ピアトラ・ロシエ、コステシュティ、カプルナ、バニツァの6箇所に残る遺跡である。

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

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