Al(OH)3とは? わかりやすく解説

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物質名
水酸化アルミニウム
化学式
Al(OH)3
原子量
78.0
密度(g/cm3
2.42

酸。無色個体

水酸化アルミニウム

(Al(OH)3 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 09:20 UTC 版)

水酸化アルミニウム
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.040.433
KEGG
PubChem CID
RTECS number
  • BD0940000
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
特性
化学式 H3AlO3
モル質量 78 g mol−1
外観 白色のアモルファス粉末
密度 2.42 g/cm3, 固体
融点

300 °C, 573 K, 572 °F

への溶解度 0.0001 g/(100 mL)
溶解度平衡 Ksp 3×10−34
溶解度 酸と塩基に溶ける
酸解離定数 pKa >7
等電点 7.7
熱化学
標準生成熱 ΔfHo −1277 kJ·mol−1
危険性
GHS表示:
P264, P261, P280, P271, P312, P304+340, P305+351+338, P337+313
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
Health 1: Exposure would cause irritation but only minor residual injury. E.g. turpentineFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazards (white): no code
1
0
0
引火点 不燃性
致死量または濃度 (LD, LC)
>5000 mg/kg (ラット, 経口)
安全データシート (SDS) External MSDS
関連する物質
関連物質
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

水酸化アルミニウム(すいさんかアルミニウム、Aluminium hydroxide)は化学式 Al(OH)3 で表される無機化合物である。比重は約2.42。アルカリに溶け、アルコールに不溶。アルミニウムの水溶液にアンモニアを加えると白色ゲル状沈殿を起こすが、これが水酸化アルミニウムである。主に医薬品や吸着剤などに使用される。また、緑色顔料ピーコックの原料でもある。

熱すると酸化アルミニウムになるが、その際に水が発生するため、水酸化アルミニウムを添加した紙は燃えない(炎を出さない)。この「不燃紙」は防火性の高い建築材料壁紙)として使用されている。

生成

バイヤー法で作ることができる。

  1. ボーキサイト水酸化ナトリウムの高温水溶液(約175℃)に溶かす。
  2. 上記で生成された溶液を濾過する。
  3. 溶液を冷却すると水酸化アルミニウムが析出する。

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