AWGデバイスの動作とは? わかりやすく解説

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AWGデバイスの動作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/21 01:36 UTC 版)

アレイ導波路回折格子」の記事における「AWGデバイスの動作」の解説

入射光 (1) は自由空間 (2) を横切り光ファイバもしくはチャネル導波路の束に入る。ファイバはそれぞれ異な長さであり、ファイバの出口では異な位相適用される別の自由空間 (4) を横切り各出チャネル特定の波長の光のみを受けるように出力導波路 (5) の入口干渉するオレンジの線は光の経路のみを示している。(1) から (5) への光の経路デマルチプレクサであり、(5) から (1) はマルチプレクサである。 上の図に示されている従来のシリカベースのAWGシリコン基板上にシリカ不純物ドープした層とドープしない層を堆積させることにより製造され平面光波回路である。AWGはいくつかの入力(1)/出力(5)カプラ自由空間伝播領域(2)(4)、グレーティング導波管(5)からなるグレーティング一定の長さ増分(ΔL)を有する多数導波路からなる。光は、入力ポート接続され光ファイバ(1)を介してデバイス結合されるカプラ/スラブ接点での入力導波路からの光回折は、自遊空間領域(2)を通って伝播し、ガウス分布グレーティング照射するグレーティング導波路(3)結合された光の各波長は、グレーティング導波路における一定の長さ増分起因する一定の位相変化を受ける。グレーティングの各導波路から回折された光は構成的干渉し出力導波路(5)で再集束され、その空間的位置出力導波路アレイ位相シフト波長依存する

※この「AWGデバイスの動作」の解説は、「アレイ導波路回折格子」の解説の一部です。
「AWGデバイスの動作」を含む「アレイ導波路回折格子」の記事については、「アレイ導波路回折格子」の概要を参照ください。

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