ASEAN・中国FTA(AC-FTA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 03:53 UTC 版)
「ASEAN自由貿易地域」の記事における「ASEAN・中国FTA(AC-FTA)」の解説
2010年1月20日、ASEAN先行加盟6カ国(タイ、インドネシア、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール)は2010年中に中国の間で貿易される品目の9割について関税を撤廃し、2015年までにASEAN新規加盟4カ国(ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア)もそれを行うとするASEAN・中国FTA (AC-FTA)が発効した。インドネシアでは延期を求める声が上がり、国内で議論が続いた。ヒダヤット産業相は、安い中国製品が流入することにより、国内産業が「深刻な打撃を受ける」との見解を議会に示し、国内産業の打撃が解雇や失業に繋がる懸念も示した。また、国内の14産業が、FTA実施の延期を要望していた。そして国内世論も延期を求め、1月6日には、バンドンで大量解雇に繋がるなどとして、FTAに反対する数千人規模の労働者のデモが行われた。
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