AIMM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 19:03 UTC 版)
Intel 815でのIGTコアはIntel 810と同様にフレームバッファとして専用のビデオメモリをサポートせず、メインメモリと共有するUMA (Unified Memory Architecture) を採用している。これは低価格化・省スペース化には有利であるが、性能的には不利であった。 この問題の解決策としてIntel 815はオプションとしてAGP In-Line Memory Module (AIMM) と呼称されるGraphics Performance Accelerator (GPA) カードをサポートしている。これはZバッファ専用の4MB SDRAMを搭載しAGPスロットに接続する拡張カードであり、メモリ負荷の高いZバッファを専用メモリに展開することでメインメモリの負荷軽減と3Dパフォーマンスの向上を図っている。先行するIntel 810ではオンボード接続でサポートされていたDisplay Cacheの外部AGP接続版に相当する。 ただしDisplayCache同様にあくまでZバッファ専用であるため、2D性能の向上には全く寄与しない。
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