96年議定書
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「ロンドン条約 (1972年)」の記事における「96年議定書」の解説
日本語の正式名は1996年の議定書 (英: 1996 Protocol Thereto)1996年11月に採択され、2006年3月24日に発効した。2007年2月現在の批准国数は30。 1993年の条約附属書改正以降も、附属書で規定した廃棄物その他の物の投棄や焼却を禁止・制限し、該当しないものは対象外となっていた。これに対し、96年議定書では、ものの如何に関わらず原則として投棄や焼却を禁止し、議定書附属書I へ掲げた廃棄物その他の物だけが「投棄を検討してもよい」ことになった。さらに、投棄管理の厳格化と影響評価のための手続規定(廃棄物評価フレームワーク)が規定されている。 二酸化炭素の海底下地層貯留が、2007年10月を目途に議定書附属書I へ追加品目とされる見込み。
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