7 deadly sins

実用日本語表現辞典

七つの大罪

読み方：ななつのたいざい
別表記：7つの大罪
英語：Seven deadly sins、7 deadly sins

「七つの大罪」とは、キリスト教において罪源（罪の根源）とされる「傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰」の7種類の欲望・感情・悪徳の総称である。

「七つの大罪」を構成する7種の欲望は、歴史上、項目が入れ替えられることもあった。もともとは「虚栄心」を含む8種だったり、その虚栄心は諸悪の根源として除外（別格扱い）されさたりしている。現代のカトリック教会では「傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰」である。

七つの大罪（悪徳）とその対極にある美徳

• 「傲慢（pride）」の悪徳に対する美徳は「謙虚（humility）」である。
• 「強欲（greed）」の悪徳に対する美徳は「施し（charity）」である。
• 「嫉妬（envy）」の悪徳に対する美徳は「労り（gratitude）」である。
• 「憤怒（wrath）」の悪徳に対する美徳は「忍耐（patience）」である。
• 「色欲（lust）」の悪徳に対する美徳は「貞節（chastity）」である。
• 「暴食（gluttony）」の悪徳に対する美徳は「節制（temperance）」である。
• 「怠惰（sloth）」の悪徳に対する美徳は「勤勉（diligence）」である。

（2022年11月21日更新）