6つのリージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 15:23 UTC 版)
国有化の際、BTC鉄道部局の下部組織として、4大私鉄の機能を継承する形で、各地に6つの「リージョン」が設置された。各地域ごとに輸送管理や現場監督・調整を担い、私鉄設計の蒸気機関車や客車を引き続き増備するなど、基本的には元の「ビッグ4」と変わらないまちまちな運営体制であった。各リージョンは1980年代の輸送部門別の再編まで国鉄の営業組織の根幹を担った。 イースタン・リージョン(英語版)(ER) ‐ 旧LNER南部分 ノース・イースタン・リージョン(英語版)(NER) ‐ イングランドの旧LNER北部分・スキップトン(英語版)以東の旧LMS ロンドン・ミッドランド・リージョン(英語版)(LMR) ‐ イングランドとウェールズの旧LMS・スキップトン以西の旧LNER スコティッシュ・リージョン(英語版)(ScR) ‐ スコットランド(旧LMS・LNER) サザン・リージョン(英語版)(SR) ‐ 旧SR ウェスタン・リージョン(英語版)(WR) ‐ 旧GWR なお当初は前身私鉄の範囲がそのまま局界とされたが、1950年代以降、営業エリアの整理のため、一部路線の移管などの再設定が何度か実施されている。 NERは1967年にERに統合され、また1988年にはERからアングリア・リージョン(AR)が分割された。
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