3C (結婚の条件)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:00 UTC 版)
3C(さんシー)とは、心理学者の小倉千加子が提唱した、バブル崩壊後から平成初期までの日本で、女性が結婚相手に求めている条件を表す言葉。現代的な女性の上方婚指向(収入・学歴・階層の高い者との結婚を希望する)を表してた言葉[1]。バブルの崩壊を受けて「高望みはしないけれど、これくらいは望みたい」という、バブルの夢から覚めた現実路線に「comfortable(十分な給料)」「communicative(価値観が一緒)」「cooperative(協調的)」を意味する[2]。ほぼ同時期に「三平[3]」という1989年から始まった平成の元号にも絡めた3Cより、現実的な条件がとなっている。2010年代半ばには「4低」というのが出てきている[2]。
- ^ 小倉千加子『結婚の条件』(2003年、朝日新聞社)ISBN 4-02-257884-X
- ^ a b “結婚相手に求める条件は「3高」「3C」から「YSK」へ?翻弄され続ける男たち” (日本語). ダイヤモンド・オンライン (2022年2月5日). 2022年6月14日閲覧。
- ^ 「平均的な収入」「平均的な容姿(『平凡な外見』とも)」「平穏な性格」
- 1 3C (結婚の条件)とは
- 2 3C (結婚の条件)の概要
「3C (結婚の条件)」の例文・使い方・用例・文例
- 3C (結婚の条件)のページへのリンク