26年産新米の基準値超ゼロ
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「全量全袋検査」の記事における「26年産新米の基準値超ゼロ」の解説
2014年産(26年産)の新米(年内検査分)は全量全袋検査が始まって以来初めて基準値超えがゼロとなった。まず朝日新聞デジタルが「 福島産米、基準値超えゼロ 昨年分、1075万袋検査」と 2015年1月3日に報じ、福島民報も「 26年産新米基準超ゼロ 風評払拭へ大きく前進 放射性物質検査」と2015年1月9日に報じた。 2014年産米は、そのほとんどが生産年度内に検査を受けて基準値を超えないことが確認されたが、翌年になってから検査を受けた2014年産の自家飯米2点から基準値100ベクレル/kgを越える放射性セシウムが検出され、市場に流通しないよう福島市により隔離された。検査値が高くなった要因としては「震災後初めての作付」で「吸収抑制対策のカリ肥料が散布されていなかったこと」が挙げられ、吸収抑制対策の一層の推進が図られることになった。 2015年産は新米(生産年度内)の検査でも、年を超えての検査でも基準値越えの検出はなかった。 2016年産も新米(生産年度内)の検査でも、年を超えての検査でも基準値越えの検出はなかった。
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