20650形(前期形) → ナロネフ20200形
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20650形は、1921年に鉄道省の大井工場で10両(ロネフ20650 - ロネフ20659)が製造された二等寝台緩急車。1928年10月1日に施行された車両称号規程改正では、ナロネフ20200形(ナロネフ20200 - ナロネフ20209)となった。寝台は2段のツーリスト形で、定員は座席時30人、寝台時20人、喫煙室3人である。窓配置はD122222211Dで、寝台部分の幕板には上段寝台用の小窓が設けられている。自重は29.46t。台車は大正6年度基本形である。ナハユ25300形に2両、オハユニ25400形に4両、オハニ25800形に4両が改造された。
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20650形(後期形) → ナロネフ20200形
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20650形は、1924年に鉄道省の大井工場で10両(ロネフ20660 - ロネフ20669)が製造された二等寝台緩急車。1925年(大正14年)には同じく大井工場で5両(ロネフ20670 - ロネフ20674)が追造されているが、こちらはメートル法によって設計されている。1928年10月1日に施行された車両称号規程改正では、ナロネフ20200形(ナロネフ20210 - ナロネフ20224)となった。1921年製の前期形と同一の構造であるが、窓が上昇式となったことで幕板の寝台用小窓がなくなったのが特徴である。台車は1924年製が大正6年基本形、1925年製がTR11である。自重は1924年製が28.88t、1925年製が28.02t。1両が廃車となったほか、ナハユ25300形に2両、オハニ25800形に12両が改造され消滅した。
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