2014年11月の現地調査
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「2014年の御嶽山噴火」の記事における「2014年11月の現地調査」の解説
2014年11月8日、火山噴火予知連絡会御岳山総合観測班地質チームらによる、山頂付近の噴出物の現地状況調査が行われた。調査報告書によれば、山頂付近での噴出物は粘土質火山灰を主成分として最大厚み35センチ、直径20センチから30センチの噴石は火口から北方向に、1.3キロまで到達していた。しかし、噴石の衝突痕跡や堆積物の地質情報は台風などの降雨と捜索活動による攪乱により失われ、採集と調査は凍結により十分に行えなかった。なお、現地調査の結果から、噴出量は前回1979年と同等の50万トン程度(噴火直後予測値の下限)とされた。
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