2012年 - 2013年:設立当初
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 23:14 UTC 版)
「A24 (企業)」の記事における「2012年 - 2013年:設立当初」の解説
A24は2012年8月20日にダニエル・カッツ、デヴィッド・フェンケル、ジョン・ホッジスにより設立された。同社の設立以前、カッツはグッゲンハイム・パートナーズ(英語版)のファイナンス・グループを率いており、またフェンケルはオシロスコープ(英語版)の社長・共同創業者・パートナー、ホッジスはビッグ・ビーチ(英語版)の制作・開発部門の責任者だった。 「A24」という名前は、カッツがイタリア旅行で高速道路<アウストラーダA24>を運転している時に、会社を設立しようと決心したことに由来する。偶然にも、この高速道路はイタリア映画史上において、ネオリアリストやシュールレアリストの巨匠たちの映画に使われた田園風景の舞台としても有名である。 創業資金はグッゲンハイム・パートナーズより提供された。2012年10月、A24は42ウェストの上級広報担当だったニコレット・エイゼンバーグを宣伝責任者として迎えた。 会社は2013年に始まった。初めての劇場公開映画はロマン・コッポラの『チャールズ・スワン三世の頭ン中』であった。2013年には他にサリー・ポッターの『ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界』、ハーモニー・コリンの『スプリング・ブレイカーズ』、ソフィア・コッポラの『ブリングリング』、ジェームズ・ポンソルト(英語版)の『いま、輝くときに』が公開された。 2013年9月、A24はディレクTVシネマと4000万ドルで同社の映画の配信契約を交わし、『複製された男』が初の対象作品となった。同年、A24はAmazonプライムと契約を交わし、A24の配給映画はDVD及びBlu-rayが発売された後にAmazonプライム・ビデオで視聴可能となった。
※この「2012年 - 2013年:設立当初」の解説は、「A24 (企業)」の解説の一部です。
「2012年 - 2013年:設立当初」を含む「A24 (企業)」の記事については、「A24 (企業)」の概要を参照ください。
- 2012年 - 2013年:設立当初のページへのリンク